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カテリーナの伝えたい5つのこと

1,650円

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ウクライナの民族楽器・バンドゥーラ奏者として、全国で年間300公演を超えるコンサート活動を行うカテリーナ。 チェルノブイリ原発から2.5kmの町で生まれ、生後1か月で原発事故に遭遇。その後、被災者の子どもたちの音楽団での活動を経て、19歳から日本で演奏活動を行うようになりました。 そしていま、祖国ウクライナが戦禍に巻き込まれ、平和を願うコンサートを、より活動的に展開しているカテリーナ。 そんな彼女が、戦争のこと、自分を支えてきた音楽のこと、祖国ウクライナのこと、そして生い立ちなど、ステージでは伝えられない胸中を明かしました。 ・目次 1 生い立ちについて  ・生まれたのは、チェルノブイリ原発から   二・五キロほど離れた場所。   その約1か月後に原発事故が起こりました。  ・六歳になったとき、   私の「遊び」は終わってしまいました。  ・日本ってどこにあるの? そう思っていたけど、   初めて空港に降りた瞬間から、好きになった。 2 音楽について  ・ウクライナにあった二つのバンドゥーラ工場。   それはもう戦争でなくなってしまいました。  ・その場で感じて思ったこと。   それをそのまま伝え、歌うようにしています。  ・ずっと好きで歌い続けてきた   「しあわせの鳥」。 3 戦争のこと  ・自分の家に帰れなくなる。   電話もメールもできなくなる。   事故や病気ではなく、戦争で。  ・嬉しいことでも悲しいことでも、   伝えたいことは、すぐに伝えた方がいい。  ・自分だけ平和で安全なところにいる。   親戚や友達、みんな戦争が始まったところにいる。 4 ウクライナのこと  ・ウクライナはウクライナ。   ロシアとは文化、伝統、言葉も違うのです。  ・ウクライナは私にとって「第一のふるさと」。   そして日本も「ふるさと」なのです。  ・ウクライナ。それは国民にとっての   「おかあさん」でもあります。  ・戦争前の綺麗な景色。   そして現在のウクライナの景色。   ふたつの景色を伝えていきたい。   5 そして…夢  ・前に一歩踏み出すのは、すごく怖い。   それでも挑戦する。   家族と別れて一人になっても、味方がいない時でも。  ・ほんとうに願うことがあるのなら、   決してあきらめないでほしいのです。 ・あとがき 「カテリーナの伝えたい5つのこと」 カテリーナ著 1,500円+税/144ページ/四六判 ISBN978-4-910985-00-8 2023年4月下旬より発売開始

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